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春の発表会 2018

   

桜の季節があっという間に過ぎ去り、なんと初夏のような天気。もたもたしているうちに、発表会が終わって2週間が過ぎてしまいました。

今年の発表会もとても充実した良い発表会となりました。これも日々鍛錬を積んでいる生徒さん達の成果です。

特に園児たちの可愛らしさには、聴きに来られたお客様が魅了されたことと思います。「ヴァイオリン、用意して」と声をかけるとSくんの「僕は用意した!」と元気な返事が。会場は笑顔に包まれました。K子ちゃんは、まだどの線がどの音かわからないので、「どこ?どこ?」と質問しながら本番です。マイペースのYくん、全く動じることもなく最後の見せ場で格好よくきめました。和やかな雰囲気から始まり、続いて園児たちの独奏には皆感心された様子が見て取れました。自分が園児であったころを思い出しながら、生徒さんたちの姿に重ね合わせながら聴いていましたが、本当にしっかりしているなあ、と思います。そして、ヴァイオリンをはじめてそろそろ数年になろうかという生徒さんたちの成長ぶりには驚かされます。弓の動きも綺麗になってきましたし、身体全体で表現できるようになってきました。素晴らしいです。

今年は大人の生徒さんも増え、アンサンブルがなかなか充実してきました。今年は、モーツァルトのアイネクライネナハトムジーク、シベリウスのアンダンテ・フェスティーボ、ヴィヴァルディの四季から春(簡単ヴァージョンですが)、鷲見五郎さん編曲のきらきら星変奏曲、チェロとヴァイオリンでヴェートーヴェンのメヌエット、ヴァイオリンデュオでバルトークの44のデュオをやってみました。なかなか楽器の構成も色々と組めるようになってきており、弦楽合奏がさらに充実してきました。まだ合奏に加われない生徒さんたちも、一緒に弾きたい、という強い思いを持ったようで、これからさらに練習に励んでくれることと思います。人の音をよく聴きながら合わせる、ということは、日頃の行動にも大変プラスになる経験だと思います。音楽は「調和」がとても大事です。日々の生活の中でも同じことが言えます。違う人の意見に耳を傾けること。違うからといって遮断してしまったり、避難したり罵倒したりするのではなく、まずは違いを理解しあうこと。お互いを尊重することから大切なものが生まれてくるのだと思います。音楽を学ぶということは、ただ楽器が上手になることだけ、賞をとることだけではなく、人格を育てることになると信じています。特に今の時代だからこそ、益々大事になっているのではないでしょうか。

毎年母のピアノ教室の生徒さんも合同での発表会ですが、今年は母が骨折で療養中のため、母の代役でピアノ教室の生徒さんと連弾にも挑戦してみました。久しぶりの連弾はとても楽しく、また来年もやってみようかなと思います。奏法が違う楽器に触れると、音の捉え方、メロディの捉え方など、色々な見方ができるようになります。これも楽しみのひとつですね。


 -ヴァイオリンのレッスン


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  • 愛知県出身。東京外国語大学ロシヤ語学科卒業。卒業後商社勤務を経たのちに音楽家に転身したという異例の経歴を持つ。
    2歳半よりヴァイオリンを始めるが15歳で中断。音楽とは一切関係のない生活を送っていたが、退職を決意し、2007年に渡仏。エコールノルマル音楽院(パリ)に入学し、ヴァイオリンをソランジュ・デッサンヌ氏、室内楽を故マリ=ピエール・ソマ氏に学ぶ。
    2011年11月に帰国。2012年2月より東京・大阪を中心に室内楽の演奏活動を積極的に行うと同時に、愛知県にて後進の指導にもあたっている。