コロナ禍であることをいいことに、怠け癖がついてしまい、猛省をしている今日この頃です。
幸い、日本では落ち着いているのですが、ヨーロッパなどでは再び増加して大変な状況ですが、それでもwithコロナの生活スタイルを確立しつつあるようですね。
さてさて、2021年4月18日に1年遅れの「春のヨーロッパ音楽紀行」と題してコンサートを開催させて頂きました。コロナで旅行に行くどころではない中、せめて音楽で旅行気分を味わっていただければなあ、という気持ちで決行しました。
1年温めただけあり内容はとても充実したものとなり、演奏する側ではありますが、そして、大変な自己満足かもしれませんが、楽しいコンサートとなりました。
イタリア(スカルラッティ・コレルリ・パイジェッロ)から始まり、ドイツ・オーストリア(ベートーベン・シューベルト・メンデルスゾーン・ブラームス)・フランス(フォーレ・ダンクラ・トマ・シャブリエ・ドビュッシー)・ロシア(チャイコフスキー・ラフマニノフ・プロコフィエフ)をたどりましたが、面白いことに、国をたどると自然と歴史もたどっていくことになりました。そうやって西洋音楽は変遷していったのだな、と納得いくものとなりました。
本当であればもっと多くのお客様に楽しんでいただきたかったのですが、やはりまだまだ油断できない時期でしたので、人数は半分に限定しました。お客様からは「本当に生の音を聴けてよかった」と心からおっしゃって頂き、ほっと一安心。
美術や音楽などの芸術は、生きていくのには余分で必要ない、と思われがちですが、やはり、人間の心にとっては芸術は「生活必需品」なのです!
次はまた1年後の4月17日(日)に同じアーク栄サロンホールにて、開催予定です。内容は、こうご期待!!