先週、1月9日に発表会を無事に終えました。

やはりコロナがまだ怖いこともあって、決断するのをぐずぐずしているうちに

前回の発表会から1年8か月も経ってしまいました。

先月末に毎年恒例の刈谷のコンクールが終了したばかりということもあって

コンクール組は余裕の表情でしたが、合奏が今回は難しかったので心配でした。

全員での合わせの時間が殆どとれず、1回だけの合わせと当日のリハーサルだけで

果たしてできるのか、なんて無謀なことを決めたのか自分を恨みながら、、、

半信半疑のまま前日の合わせを迎えました。

コンクール組は、コンクールが終了してからの譜読み開始でした。

そこはさすがの子供たち。お母様たちの頑張りもあって、なんとか形になりました。

ホルスト作曲のセント・ポール組曲からジーグをとりあげました。

弾いていて血が騒ぐ感じで楽しいのですが、拍子が何度も変わるので、

さぞかしやりにくかったと思います。

途中の音程も猛烈に取りにくい。

ちょっとぐちゃっとしましたが、誰一人落ちることなく、最後のきめ!

病みつきになりそうな曲でした。

カノンは、ぶっちぎりの銅賞をとったSちゃんが、お兄ちゃんと一緒にどうしても

弾きたい、と猛烈な熱意でもって参加希望だったので入ってもらいました。

小さい子のためのパートをつくって、ベースの音をずっと弾き続けるように

しましたが、これもみな弾き切りました。さすがです。

ソロの部では、ちょっと形式を変え、弾く前にちょこっとインタビューをすることに。

どんなところが難しかった?どんな練習をしたの?好きなところは?など

質問してみました。

みんなヴァイオリン弾くよりも、何を先生から聞かれるのか、とそちらの方が緊張したそうで。

人前で話すことも人生で大切なスキル。

これからもどんどん話してもらいましょう!

ピアノで参加のSちゃんも1年でぐっと上手になり、ソロだけでなく

ヴァイオリンとチェロのピアノトリオも初の試みでした。

とても気持ちよくアンサンブルができました。

アンサンブルの気持ちよさというのはまた格別です。

高校受験のH君、もう10日後に試験にもかかわらず、出演してくれました。

H君は私がフランスから帰ってきてから楽器の持ち方から教えた最初の生徒さん。

感慨ひとしおです。

お医者さんを目指すということで、いったんヴァイオリンはお休み。

またいつでも戻ってきてね!

先生はみなの成長が心の底からうれしいですよ。

次回はもう決まっており、2023年9月10日です!

また次に向かって猛練習だね。