*

レッスンの楽しみ

   

春は、眠っていたものがいっせいに目を覚まし、新しい命が芽生えてくる季節であり、日本では卒業や入学、入社など、人生の大きな変化が起こったりする時期でもあります。何か新しいことを始める方も多いのではないでしょうか。

最近、新しくヴァイオリンを学びたいという生徒さんが入ってこられました。まだ小学生低学年ですが、1時間ものレッスンを休みなしで続けるタフな生徒さんで、驚かされるばかりです。1週間に一度のレッスンですが、おうちできちんと練習されている生徒さんの上達振りは素晴らしいものがあります。

また、最近移ってこられた生徒さんは、左手でヴァイオリンを持つ持ち方に癖があり、和音を弾くと他の弦にあたってしまい綺麗に音がでないという悩みを抱えていました。ヴァイオリンを持つ時、左手首をまっすぐにすることがとても大事です。手首が曲がってしまったりかちかちにしてしまうと、指が思うように動かなくなってしまうからです。他の楽器でも同じだと思いますが、力を抜くということがとても大事なのです。といっても、「力を抜く」というのは実はなかなかできないことなのです。特に大人になればなるほどがちがちになります。練習をすると段々と力の入れ具合や指のバランスのとり方など、知らず知らずのうちに出来てきます。ある日、ふっと形になっていたりします。しかし、間違った形のまま練習を続けてしまうと、変なクセとなってしまうことがあります。レッスンのときに先生に指摘されたことは必ず家で「鏡をみながら」練習することが必要です。頭で理解できても、実際に腕や手首がどう動いているのかわからないものです。手首で悩んでおられた生徒さんも、つい最近のレッスンで、すっとまっすぐになりました。音の変化は目覚しく、とても綺麗になりました。

生徒さんたちが上達して喜ぶ姿を見るのは、本当に嬉しいですし、レッスンがとても楽しい瞬間です。

 

 

 

 -ヴァイオリンのレッスン


  関連記事

発表会でのアンサンブル演奏

2016年3月19日(土)に生徒さんの発表会を行うことになりました。 毎回、生徒さんとのアンサンブルをすることにしていますが、今まではバッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」など、ヴァイオリンだけ

春の発表会in Hawaii

毎年、生徒さんの発表会を3月中旬から4月初旬にかけて開催します。今年は、地元で発表会を行った後(現在日時は未定です)、ハワイのホノルルにある姉の教室と合同でハワイでも開催することとなりました。ハワイで

春の発表会2017

4月2日に1年に一回の発表会を開催しました。今年の発表会も、いつもお世話になっている八の蔵でさせていただき、とても和やかな雰囲気で、楽しく演奏できたと思います。 今年は習い始めて1年未満の生徒さんも何

毎日のお稽古

発表会がおわり、もうすぐ1ヶ月が過ぎようとしています。本当に時間が経つのはあっという間。 将来ヴァイオリンの先生になりたいという夢を持っているK子ちゃんは今週も元気にレッスンにやってきました。次の目標

刈谷こどものためのコンクール2019

毎年恒例となっている刈谷こどものためのコンクールが終了しました。 今年もさらに皆パワーアップして、とうとう銀賞2名、銅賞5名いただくことができました。 毎年課題曲がレベルアップしているようで、特に小学

no image

レッスンは何歳からできるのか?

最近、3歳のR君が新しくレッスンを始めました。 R君はスターウォーズが大好きで、初めて会った時ライトセーバー持参でやってきました。ライトセーバーは身長よりも大きいのですが、そこは小さなジェダイ。格好良

刈谷こどものためのヴァイオリンコンクール2018

先日のコンサートが終了後、今度は生徒たちのコンクールがやってきます。 本当に1年というのはあっという間。記事をほとんど書いていない間に1年経ってしまいました。しかし、生徒たちは確実に成長しているようで

天才棋士

最近将棋の藤井四段が連日のように話題になり、将棋の面白さを始めて知ったり、本当に年齢関係なく「真剣勝負」をし、潔よく「負けました」という姿を見るにつけ、精神年齢が著しく発達していない大人たちの姿がさら

クッキー

先日のレッスン、いつものようにKちゃんがひとりでレッスン室に入ってきました。Kちゃんはヴァイオリン以外にもピアノをとてもがんばっている生徒さんです。10月にもピアノのコンクールに出場し、次は名古屋でも

ふりふりワンピース

最近始めたばかりのAちゃん、とHちゃん、いつも女子力満載のワンピースで決めてきます。 いつもかわいいわね~、とコメントすると少し鼻の穴がふくらみつつ嬉しそうにしています。 どうやら、お母様方によると、

  Message

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
こどものためのコンクールin刈谷2021

またしても数か月経ってしまいましたが、コンクールの結果について書こうと思います。 2年ぶりのコンクールで、生徒たちのやる気もぐっとあがりましたが、なかなかどうして仕上げまでが苦労致しました。途中でオン

no image
7か月過ぎてしまいましたが、、、コンサートの報告!

コロナ禍であることをいいことに、怠け癖がついてしまい、猛省をしている今日この頃です。 幸い、日本では落ち着いているのですが、ヨーロッパなどでは再び増加して大変な状況ですが、それでもwithコロナの生活

親子で楽しむ音楽会2021

2020年はコロナのお陰で、3月に予定していた発表会は中止になり、4月に予定していたコンサートも1年延期、12月のコンクールも中止、散々でした。生徒たちもモチベーションが下がっており、なんとなく緩んで

春のヨーロッパ音楽紀行

巷は新型コロナウィルスが広がりつつあり、心配なのですが、大丈夫だと信じてコンサートを開催致します。 2020年4月19日、伏見のアーク栄サロンホールにて(午後2時開演)音楽紀行プラス、時間旅行をお楽し

ヴァレンタインのチョコレート

今年も2月14日、ヴァレンタインデ―がやってきました。 前日にKちゃんのレッスンがあり、早速「先生、ヴァレンタインのチョコレートです。」ときれいな包装の包みをくれました。 毎年、先生にも手作りチョコを

  • 愛知県出身。東京外国語大学ロシヤ語学科卒業。卒業後商社勤務を経たのちに音楽家に転身したという異例の経歴を持つ。
    2歳半よりヴァイオリンを始めるが15歳で中断。音楽とは一切関係のない生活を送っていたが、退職を決意し、2007年に渡仏。エコールノルマル音楽院(パリ)に入学し、ヴァイオリンをソランジュ・デッサンヌ氏、室内楽を故マリ=ピエール・ソマ氏に学ぶ。
    2011年11月に帰国。2012年2月より東京・大阪を中心に室内楽の演奏活動を積極的に行うと同時に、愛知県にて後進の指導にもあたっている。