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音楽の愛に助けられ~ 豊川ライオンズクラブ55周年記念事業

   

12月9日に豊川ライオンズクラブさんと豊川共生ネットみらいさんの共催でコンサートをさせて頂きました。

「一度しかない人生、思い切り輝く」と題して、女性の社会進出という観点からプログラムを構成させていただきました。

お話をいただいたのはまだ暑い盛りでした。今までにない、新鮮な切り口でのアプローチとなるなあと思い、

すぐにお請けさせて頂きました。

プログラムを組むまで、少し勉強が必要でした。なにせ、女性の作曲家というのが案外難しいのです。

難しい、という時点で女性作曲家の置かれてきた状況が想像できます。

選曲は大変だったのですが、そのおかげで素晴らしい曲に出会うことができました。

たとえば幸田延さんのヴァイオリンソナタ1番を1楽章。

最初はなんとなくベートーベンっぽいなあと思いつつ、(実はベートーベンが少し苦手でして)

でも、やはり作曲家自身の味がにじみ出てくるのが何とも嬉しい感触でした。

大河ドラマ「西郷どん」とも時代がかぶりますし、余計に面白みが増しました。

そして、クララ・シューマン。ピアニストですが、結構作曲もしていたことがよくわかりました。

素晴らしい才能を持ちながら、だんなさんのお世話のために作曲は断念。ふーむ、現代でもよくある話かも。

ピアニストの方が作曲されると、若干音程の取りにくい曲に仕上がる傾向があるような気がするのは

私だけでしょうか。

でも大変美しくて、女性ならではの包み込むような優しさにあふれた曲、ロマンスを1曲。

そしてリリ・ブーランジエ。まさに私好みの1曲でした。不思議な透明感にあふれ、優しさの中にも

垣間見える情熱、でも、自身の命の儚さをわかっているかのような切なさ。大好きになりました。

あとは、男性陣代表として、ラヴェル、サン=サーンスなど。

話したいことが山ほどあり、支離滅裂になりながらも、充実した内容になったかな、と自画自賛しております。

教室の生徒たちにも、ぜひ、出演をというご依頼で、アンサンブルができるレベルの生徒さんにも参加頂きました。

小さいヴァイオリンをもって現れると、会場は一瞬、わーっという暖かい拍手が。

小さい子供たちが弾くのを見るのは本当に心が和むものです。

終了後、主催者の皆様から暖かいお言葉を頂戴しました。

私を含め、生徒たちにもとても貴重な経験をさせて頂き、本当に感謝しております。

もっともっと音楽の輪が人を繋ぐような活動ができればと思っています。いと

 -演奏活動


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  • 愛知県出身。東京外国語大学ロシヤ語学科卒業。卒業後商社勤務を経たのちに音楽家に転身したという異例の経歴を持つ。
    2歳半よりヴァイオリンを始めるが15歳で中断。音楽とは一切関係のない生活を送っていたが、退職を決意し、2007年に渡仏。エコールノルマル音楽院(パリ)に入学し、ヴァイオリンをソランジュ・デッサンヌ氏、室内楽を故マリ=ピエール・ソマ氏に学ぶ。
    2011年11月に帰国。2012年2月より東京・大阪を中心に室内楽の演奏活動を積極的に行うと同時に、愛知県にて後進の指導にもあたっている。