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東海市芸術劇場ロビーコンサート

   

早いもので、もう2月に入りました。あの極寒はどこへやら、風は冷たいですがなんとなく春めいてきたように感じます。

さて、1月31日東海市芸術劇場のロビーにて友人のピアニスト保坂紗苗さんと一緒に20分ほどのミニコンサートを行いました。

東海市芸術劇場はまだできたてほやほや、運営も始まったばかりの新しい劇場です。建物に入った瞬間に新しい匂いが。

担当の方もとても気持ちの良い方で、準備も万端。建物のロビーということで、寒さが心配でしたが、照明が意外と強く、全く大丈夫でした。誰でも自由に聴いていただくという趣旨のコンサートで、通りがかりの家族やたまたま勉強しにきた学生さんや色々な年齢層の方々がお客様でした。

サティやドビュッシー、プーランク、ラヴェルといったフランスの作曲家の曲を演奏したのですが、聴いていた赤ちゃんが拍手をしてくれたり、中学生ぐらいの男の子たちが小走りにやってきて体をゆらしながら聴いてくれている姿をみて、本当に演奏して良かったと思いました。ラヴェルはヴァイオリンソナタの2楽章を演奏したのですが、”Blues”という題がついており、アメリカの南部で人々がなんとなく歌う鼻歌のようなメロディがモチーフになっています。とても不思議な感じで、アメリカの経済がヨーロッパの第一次世界大戦後の苦しさを尻目に建設ラッシュが起こっている、そんなイメージで聴こえてくる曲です。特にヴァイオリンが和音をジャカジャカ出すのが面白い。少年たちがこのジャカジャカに反応してくれているのに、内心「やったー!」。

人に喜んでもらったり、元気づけることができたり、感動してくれたり。この瞬間がストイックな練習を重ねることの本当のご褒美だと思います。お金では決して買えない、最高の幸せです。

1月31日 東海市芸術劇場 photo 1

 

 -演奏活動


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  • 愛知県出身。東京外国語大学ロシヤ語学科卒業。卒業後商社勤務を経たのちに音楽家に転身したという異例の経歴を持つ。
    2歳半よりヴァイオリンを始めるが15歳で中断。音楽とは一切関係のない生活を送っていたが、退職を決意し、2007年に渡仏。エコールノルマル音楽院(パリ)に入学し、ヴァイオリンをソランジュ・デッサンヌ氏、室内楽を故マリ=ピエール・ソマ氏に学ぶ。
    2011年11月に帰国。2012年2月より東京・大阪を中心に室内楽の演奏活動を積極的に行うと同時に、愛知県にて後進の指導にもあたっている。