春の発表会2019
今年も春休みに発表会を行う予定ですが、暖冬のせいなのか(?)いつもと気合いの入り方が若干違う気がします。
大人の生徒さんたちは、この1年でとても上手になられました。その成長ぶりをとくとみせていただきたかったのですが、
お仕事などの都合で出演できない方が多くなってしまいました。大人代表ということでIさんに頑張ってもらおうと思っています。
そして、コンクールに出場した生徒さんたちは、泣きながら頑張ったおかげで、ずいぶんと上手になりました。
コンクールに出ていない生徒さんたちも、自分なりの努力をしてきました。
お互いの演奏を聴いて切磋琢磨できるということは本当に素晴らしいことだと思います。
私たちは、なんでもお手軽にすぐ手に入る時代に生きていかなければなりません。便利である一方、本当にそれでいいのか、と思う瞬間がよくあります。
スマホで地図をみたり、時刻表を調べたりなどのようなことはともかく、すぐできる、すぐ反応がある、自分の望むものがすぐ手中にできることが幸せなのでしょうか。
苦労して努力して身につけるという経験をするのとしないのとでは、後々人生で大きな違いが出てくると思います。
習い事というのは、みんながやるからやるのではなく、人生をよりよく生きるための方法を学ぶことだと思います。
理不尽なことや、問題にぶつかったとき、どうしたら解決できるのかを自分で考えて工夫して乗り切る根性。
それこそが弦楽器を学ぶ中で培われていくものです。
そして、芸術を体験することは、自分の人間性を確認するものでもあると思うのです。
大学生になるY君もアンサンブルに参加してくれる予定で、合奏も楽しみです。
3月24日日曜日の午後、桜を愛でながらぜひ聴きにいらしてくださいませ。
- PREV:
- こどものためのヴァイオリンコンクールin刈谷2018
- NEXT:
- Le Passage de la Musique
関連記事
-
-
春の発表会
先日の3月19日土曜日に春の発表会を行いました。 前日の夜は激しい雨と風、また今年も、3年連続雨になるのか、、、と少々憂鬱な気持ちで過ごしました。 午前中はまだ曇り空でしたが、段々青空が見えてきて気温
-
-
レッスンの楽しみ
春は、眠っていたものがいっせいに目を覚まし、新しい命が芽生えてくる季節であり、日本では卒業や入学、入社など、人生の大きな変化が起こったりする時期でもあります。何か新しいことを始める方も多いのではないで
-
-
刈谷こどものためのヴァイオリンコンクール2018
先日のコンサートが終了後、今度は生徒たちのコンクールがやってきます。 本当に1年というのはあっという間。記事をほとんど書いていない間に1年経ってしまいました。しかし、生徒たちは確実に成長しているようで
-
-
毎日のお稽古
発表会がおわり、もうすぐ1ヶ月が過ぎようとしています。本当に時間が経つのはあっという間。 将来ヴァイオリンの先生になりたいという夢を持っているK子ちゃんは今週も元気にレッスンにやってきました。次の目標
-
-
コンクール
今年の12月23、24日に行われた刈谷こどものためのヴァイオリンコンクールに生徒が2名参加しました。K子ちゃんは銅賞、H君は努力賞でした。二人とも本当に短い時間でよく練習してくれました。 K子ちゃんは
-
-
発表会でのアンサンブル演奏
2016年3月19日(土)に生徒さんの発表会を行うことになりました。 毎回、生徒さんとのアンサンブルをすることにしていますが、今まではバッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」など、ヴァイオリンだけ
-
-
ヴァレンタインのチョコレート
今年も2月14日、ヴァレンタインデ―がやってきました。 前日にKちゃんのレッスンがあり、早速「先生、ヴァレンタインのチョコレートです。」ときれいな包装の包みをくれました。 毎年、先生にも手作りチョコを
-
-
ふりふりワンピース
最近始めたばかりのAちゃん、とHちゃん、いつも女子力満載のワンピースで決めてきます。 いつもかわいいわね~、とコメントすると少し鼻の穴がふくらみつつ嬉しそうにしています。 どうやら、お母様方によると、
-
-
クッキー
先日のレッスン、いつものようにKちゃんがひとりでレッスン室に入ってきました。Kちゃんはヴァイオリン以外にもピアノをとてもがんばっている生徒さんです。10月にもピアノのコンクールに出場し、次は名古屋でも
-
-
刈谷こどものためのコンクール2019
毎年恒例となっている刈谷こどものためのコンクールが終了しました。 今年もさらに皆パワーアップして、とうとう銀賞2名、銅賞5名いただくことができました。 毎年課題曲がレベルアップしているようで、特に小学