今年も2月14日、ヴァレンタインデ―がやってきました。

前日にKちゃんのレッスンがあり、早速「先生、ヴァレンタインのチョコレートです。」ときれいな包装の包みをくれました。

毎年、先生にも手作りチョコをおすそ分けしてくれるのですが、ひそかな楽しみとなっています。

小学生の低学年の頃はお母様に手伝ってもらっていたそうですが、最近は全部自分で作っているそうです。

Kちゃんはここ2年ぐらいで身長が一気にのびて、気が付くとすでに視線が私より上になっています。

すっかり大人っぽくなって、ちょっと感慨深いものがあります。

手を使うことというのは、その「人」が良く表れるもので、ヴァイオリンやピアノと同様、とても一生懸命丁寧に作っているのがよくわかります。

特にお菓子の場合は分量や手順が結構大事で、いい加減だと失敗するものです。

私の場合、レシピを見たり、手順を追っていくのがとても苦手。よく「男前の料理人」と呼ばれてしまうので、やはりお菓子作りには向いていないようです。

きちんとお稽古できるのも、こういうことと共通なのだなあ、と思いながら、自らの姿勢を反省し、Kちゃんのくれたトリュフを一口いただくのでした。

また来年のヴァレンタインも楽しみです。