*

刈谷こどものためのコンクール2019

   

毎年恒例となっている刈谷こどものためのコンクールが終了しました。

今年もさらに皆パワーアップして、とうとう銀賞2名、銅賞5名いただくことができました。

毎年課題曲がレベルアップしているようで、特に小学校高学年は曲を最後まで弾きとおすだけでも大変です。それにもかかわらず、果敢に挑戦する生徒たちの姿に感動すら覚えます。

今回初挑戦だった幼稚園年中のY君。色々なものの観察が大好きで、レッスン室に置いてあるものが何か増えると必ずみつけて「何これ?」と聞いてきます。

悪く言うと、ちょっと集中力が散漫、、、、

子供のすごいところは頭で別のことを考えながら曲は一応弾いているところ。ある意味ものすごいことをやってのけていますが、先生の言うことを聞いてるかな???

そんなやりとりをしつつ、本番直前までご両親もはらはらどきどき。こんなのでいいんでしょうか、とお母様は直前まで心配されていました。

そんな大人たちの心配をよそに、Y君の舞台は堂々たるもの。歩き方も落ち着いて、なかなかの演奏っぷり。銅賞を頂きました。

銀賞をとったHちゃん、Aちゃんはよく練習しました。

Hちゃんは根っからの負けず嫌い。前回は銅賞をとることができましたが、それでも金賞・銀賞の発表の後の表彰式で、観客席から悔しそうに舞台をみつめていました。

「舞台に上がれる子は3時間ぐらい練習しているそうだよ」と、かるーく言ったつもりだったのですが、Hちゃんは本当に3時間練習をしたそうです。あっぱれHちゃん。

Aちゃんは普段レッスンのときにはふざけていることが多く、お母様に「ちゃんとやりなさい!」と横から怒られることも。しかし、集中力は抜群。おうちでもしっかり練習していて、新しい曲もすぐに完成させてからレッスンに臨みます。

普段はみせない負けず嫌いですが、今年は舞台にあがる、と断言し、本番終わってからも発表前にもう舞台にあがる用意をしていました。お母様は何を言ってるんだか、と笑っておられましたが、Aちゃんもやり遂げました。

子供というのは面白いものだなあ、と改めて思いました。

他に参加した生徒たちも、本当に素晴らしい頑張りでした。賞をとることは一つの目標かもしれませんが、コンクールに出ることの意義のほうが大事だと思います。たまたま今回は賞は頂けなかった生徒さんも、あの大きな舞台へと向かっていく、それだけでもすごい勇気が必要です。みな、よくがんばりました。子供たちのひたむきな姿はすがすがしくて眩しいですね。

「できるわけがない」と切り捨てては絶対にいけない、と良い教訓となりました。

きっとそれは子供だけでなく、大人でも一緒なのだと思います。

考えてみれば、自分も不惑の域になってからの留学。

人生、短いのだから、やりたいことがあったらまずやってみる。一度きりの人生ですもの。

 

 -ヴァイオリンのレッスン


  関連記事

春の発表会2019

今年も春休みに発表会を行う予定ですが、暖冬のせいなのか(?)いつもと気合いの入り方が若干違う気がします。 大人の生徒さんたちは、この1年でとても上手になられました。その成長ぶりをとくとみせていただきた

春の発表会2017

4月2日に1年に一回の発表会を開催しました。今年の発表会も、いつもお世話になっている八の蔵でさせていただき、とても和やかな雰囲気で、楽しく演奏できたと思います。 今年は習い始めて1年未満の生徒さんも何

コンクール2017

今年もとうとうコンクールの季節になりました。今年は参加人数も増え、緊張感がますます高まってきました。 最近コンクールに向けて少々厳しめのお稽古が続いているK子ちゃんは、ほぼ毎日お家で涙涙の連続らしく、

ハワイでの発表会・Class Concert in Hawaii

3月19日の日本での発表会に続き、3月26日にハワイで姉主催のヴァイオリン教室と合同で発表会を行いました。初めての試みでしたが、必ず楽しい発表会になる、という予感がありました。発表会終了2日で準備をし

発表会でのアンサンブル演奏

2016年3月19日(土)に生徒さんの発表会を行うことになりました。 毎回、生徒さんとのアンサンブルをすることにしていますが、今まではバッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」など、ヴァイオリンだけ

ふりふりワンピース

最近始めたばかりのAちゃん、とHちゃん、いつも女子力満載のワンピースで決めてきます。 いつもかわいいわね~、とコメントすると少し鼻の穴がふくらみつつ嬉しそうにしています。 どうやら、お母様方によると、

天才棋士

最近将棋の藤井四段が連日のように話題になり、将棋の面白さを始めて知ったり、本当に年齢関係なく「真剣勝負」をし、潔よく「負けました」という姿を見るにつけ、精神年齢が著しく発達していない大人たちの姿がさら

こどものためのコンクール2017

2017年があっという間にすぎて、既にもう1月も終わろうとしているのですが、2017年12月に刈谷にて開催されたこどものためのコンクールについて書こうと思います。 今年は、当教室から4人も参加すること

クッキー

先日のレッスン、いつものようにKちゃんがひとりでレッスン室に入ってきました。Kちゃんはヴァイオリン以外にもピアノをとてもがんばっている生徒さんです。10月にもピアノのコンクールに出場し、次は名古屋でも

春の発表会 2018

桜の季節があっという間に過ぎ去り、なんと初夏のような天気。もたもたしているうちに、発表会が終わって2週間が過ぎてしまいました。 今年の発表会もとても充実した良い発表会となりました。これも日々鍛錬を積ん

  Message

メールアドレスが公開されることはありません。

親子で楽しむ音楽会2021

2020年はコロナのお陰で、3月に予定していた発表会は中止になり、4月に予定していたコンサートも1年延期、12月のコンクールも中止、散々でした。生徒たちもモチベーションが下がっており、なんとなく緩んで

春のヨーロッパ音楽紀行

巷は新型コロナウィルスが広がりつつあり、心配なのですが、大丈夫だと信じてコンサートを開催致します。 2020年4月19日、伏見のアーク栄サロンホールにて(午後2時開演)音楽紀行プラス、時間旅行をお楽し

ヴァレンタインのチョコレート

今年も2月14日、ヴァレンタインデ―がやってきました。 前日にKちゃんのレッスンがあり、早速「先生、ヴァレンタインのチョコレートです。」ときれいな包装の包みをくれました。 毎年、先生にも手作りチョコを

Le Passage de la Musique その2

大変時間がたってしまいましたが、無事に2019年9月演奏会を終了することができました。 今回もちょっとくせのある選曲だったかなあと思いつつ、面白い内容になったと思います。 やはりサンサーンスは燃え上が

刈谷こどものためのコンクール2019

毎年恒例となっている刈谷こどものためのコンクールが終了しました。 今年もさらに皆パワーアップして、とうとう銀賞2名、銅賞5名いただくことができました。 毎年課題曲がレベルアップしているようで、特に小学

  • 愛知県出身。東京外国語大学ロシヤ語学科卒業。卒業後商社勤務を経たのちに音楽家に転身したという異例の経歴を持つ。
    2歳半よりヴァイオリンを始めるが15歳で中断。音楽とは一切関係のない生活を送っていたが、退職を決意し、2007年に渡仏。エコールノルマル音楽院(パリ)に入学し、ヴァイオリンをソランジュ・デッサンヌ氏、室内楽を故マリ=ピエール・ソマ氏に学ぶ。
    2011年11月に帰国。2012年2月より東京・大阪を中心に室内楽の演奏活動を積極的に行うと同時に、愛知県にて後進の指導にもあたっている。